今回は韓国語勉強の基本中の基本となる「母音字」について。

韓国語だと基本の母音字だけで10個もあって、日本語の倍あるんです><
この記事では韓国語(ハングル)の
- 母音字を覚える
- 母音字の音声を聞いて発音・読み方もチェック
についてまとめていきますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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韓国語(ハングル)の母音字一覧

日本語と違って韓国語は母音字と子音字の組み合わせで文字が成り立っています。
文字の組み合わせ方は何パターンかありますが、母音字が置かれる場所はちゃんと決まっています。
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まずは母音字ってどんな形をしていて、どんな発音があるのか一覧でザッと見て勉強していきましょう。
母音字 | 発音 |
ㅏ | ア(a) |
ㅑ | ヤ(ya) |
ㅓ | オ(eo) |
ㅕ | ヨ(yeo) |
ㅗ | オ(o) |
ㅛ | ヨ(yo) |
ㅜ | ウ(u) |
ㅠ | ユ(yu) |
ㅣ | イ(i) |
ㅡ | ウ(eu) |
縦棒やら横棒やらが色々組み合わさっているのが母音字ですね。
豆知識💡
ハングルの母音は「天と地と人」を表す3つのパーツから成り立っています。
- 長い縦棒「ㅣ」は立っている人
- 長い横棒「ㅡ」は大地
- 短い棒は天(太陽)
を表しているんですよ。
一覧でザッと見ただけだと、発音に関しては「オ」「ヨ」「ウ」はそれぞれ2つずつあったりして、発音の違いもさっぱりですよね。
そもそも日本語と韓国語は別の言語なので、韓国語の発音をきっちり日本語で表現することはできないのです。

だからこそ、しっかり韓国語の発音を勉強したいですね。
韓国語(ハングル)の母音字の発音を音声でチェック!その①
基本の母音字は発音時の口の開き方で3つのグループにわけることができます。
なので、まずは口を縦に開いて発音する4つの母音字について発音をチェックしていきましょう。
아 (ア)
日本語の「ア」とほぼ同じ発音で口を縦に開いて発音します。
야 (ヤ)
日本語の「ヤ」とほぼ同じ発音で口を縦に開いて発音します。
어 (オ)
「ア」と同じように、口を縦に大きく開けて「オ」と発音します。
여 (ヨ)
「ヤ」と同じように、口を縦に大きく開けて「ヨ」と発音します。
長い縦棒が軸となるこの4つの母音は口を縦に開いて発音することを覚えておきましょう!
「어」と「여」は読みでは「オ」「ヨ」としていますが、日本語のオ・ヨとは発する時の口の開き方が全然違うので、結果的に違う音なので日本語と同じ感覚でオ・ヨと発音するのは×です。
韓国語(ハングル)の母音字の発音を音声でチェック!その②
続いては唇を丸くすぼめて発音する4つの母音字について発音をチェックしていきましょう。
うぅーと唇を尖らせるイメージです。
오 (オ)
日本語の「オ」とほぼ同じ発音ですが、唇をすぼめて発音することを意識します。
요 (ヨ)
日本語の「ヨ」とほぼ同じ発音ですが、唇をすぼめて発音することを意識します。
우 (ウ)
日本語の「ウ」とほぼ同じ発音ですが、唇をすぼめて発音することを意識します。
유 (ユ)
日本語の「ユ」とほぼ同じ発音ですが、唇をすぼめて発音することを意識します。
長い横棒が軸となるこの4つの母音は唇をすぼめて発音することを覚えておきましょう。
- 口を縦に開く「어(オ)」と唇をすぼめる「오(オ)」
- 口を縦に開く「여(ヨ)」と唇をすぼめる「요(ヨ)」
このように「オ」と「ヨ」が2つありますが、口の開き方が全然違うので、区別して発音するように意識しないとですね!
韓国語(ハングル)の母音字の発音を音声でチェック!その③
最後に唇を横に引いて発音する2つの母音字について発音をチェックしていきましょう。
이 (イ)
日本語の「イ」とほぼ同じ発音で、唇を横に引いて発音します。
으 (ウ)
「イ」のように唇を横に引いて「ウ」と発音します。
棒1本で表すこの母音2つは唇を横に引いて発音することを覚えておきましょう。
- 唇をすぼめる「우(ウ)」と唇を横に引く「으(ウ)」
2つある「ウ」の音も全然違うことが発音してみるとわかると思います。
韓国語(ハングル)の母音字まとめ
今回は韓国語の母音字について勉強してみました。
韓国語を全然知らないと棒や丸ばっかりの暗号文字に見えますが、ひとつひとつの文字の音をしっかり勉強していけば、どんどん文字が読めるようになっていくので楽しいですよね!